第30回 ねむの会健康セミナー
(第19回 県立松尾高校 健康セミナー)
2024年11月7日に3年生を対象に開催されました。
第29回30回 ねむの会健康セミナー
(第6回 茂原北陵高等学校 がん予防講座)
2024年11月28日に3年生を対象に開催されました。
第28回 ねむの会健康セミナー
(第18回 県立松尾高校 健康セミナー)
第27回 ねむの会健康セミナー
(第5回 茂原北陵高校 がん予防講座 )
2023年11月 3年生を対象に開催されました。
第26回 ねむの会健康セミナー
(第17回 県立松尾高校 健康セミナー)
2022年11月24日 3年生120名を対象に開催されました。
講師は自身の甲状腺がん、悪性リンパ腫患者体験談を多和田奈津子さん(グーループネクサスジャパン) 咽頭がん体験者の白井久美子さん(京葉喉友会)
ソーシャルワーカーの立場から高井緑子さん(日本医科大学千葉北総病院ソーシャルワーカー) ねむの会スタッフ6名の参加にて開催しました。
以下生徒さんへのアンケートから
〇白井さん体験談
・声帯を取ってしまっても必死で話してくださって、一生懸命聞きました。話せるようになる ために発声講座に参加したり、自分と向き合い生きようと力強いと思いました。
・すごく辛いのに私達に話をしてくれて、私はすごく泣きそうでした。どれだけ辛くても人は 努力できるんだと強く思いました。
・長い練習をして声が出せるようになった声を聞き、落ち込み続けるのではなく前に進もう とする姿に勇気をもらいました。 食道を利用して話している姿がすごい。生活の不便を知り改善する道具など発展するとい
いなと思いました。成人したら、生活改善ができるアイデアを出していこうと思います。
・声帯がないにもかかわらず私達の聞き取れる発音で話していて想像もできない程の努力を してきたんだと思い、とても心に残りました。そして今自由に動けていることに感謝し、何
事も諦めない心を持つと決めました。周りの人ががんになってしまったら全力で支えよう と思います。
・白井さんが話し始めて声が出しにくいのを聞き、とても大変な思いをしているのだなと分 かりました。自分たちのために講習をしてくれて経験したからこそ、私達になってほしくな
い、少しでもがんの知識を持ってほしいという気持ちが伝わってきました。
〇 多和田さん体験談
・10 代でがんになってしまって少し怖いと思いましたが、多和田さんの自分自身の力や周り の人の力が大きく影響して今日の多和田さんがあると思うととても感動しました。
・「自立は困ったときに助けを呼ぶことができること」、この言葉に心が救われました。
・がんになった人と関わっていくには、病を受け入れた上で普段通り接するのが大切だとわ かった。 ・高校生でもがんになる事が分かった。脱毛したり肌の色が変わったり声が出せなかったり
と多くの辛い事があることも知れて、そんな中、先生、友人、親戚の人など多くの人が支え 合っているも分かりました。
・学生の時にがんになり、声を出すのが難しくなるなど本当につらいだろうなと思った。今日 のこのことを他の知らない人達にも教えてあげたいと思いました。
・がんになって苦しかったことや辛かったことの話や、周りの人からの声かけの言葉がとて も良いことを言っていて本当にすごいと思いました。1回ではなく、2回3回とかかってし まったら辛いことも2倍3倍とあり、よく乗り越えて、回復するまで頑張る力があって、ま た後遺症など今も病気と戦っていて大変だなあと思いました。
・本当に強い人だと感じました。もし自分ががんになってしまったら、きっと前向きな姿勢は 見せられないだろうと。若くしてがんの宣告を受け乗り越えられた方々を心から尊敬しま
す。周りの人でがんになってしまった人がいたら向き合って支えられるような人になりた い、もし自分ががんになっても一人で悩みを抱えず周りの大人や親しい友人に正直に話す
こと、助けを求めること、あきらめないで生きていこうと思います。
・多和田さんの妹さんの言葉「笑って過ごすも泣いて過ごすも同じ1日、せっかくなら笑って 過ごそうよ!」がすごく響きました。

〇 高井さん講演
・ がんになったら、心も体も弱ることで働くことや日常生活がしづらくなる。それを和らげる 人達がいて、活躍していることがわかった。
・がんは恐ろしいという印象がありましたが、健康セミナーを受講してがんのイメージが変 わりました。強く印象に残ったのは、抗がん剤の副作用への対応や病院に相談できる場所が ある事です。現在の抗がん剤は吐き気の副作用が少ないだけでなく、使用後に髪や爪など容 姿の変化にも対応できることを知り安心しました。がん患者が一人で悩みこまずに済む事 も分かり、心強い存在だと思いました。
・相談支援センターがある事を今回初めて知ることができました。もっといろんな人に伝わ ると良いと思いました。 がん相談で救われた人も多いと思いました。
・ 病気について調べたり知ることで怖がらずに向き合うことが、自分にとっても誰かにとっ ても必要なことだと思いました。
・たくさん大変な思いをして過ごしてきた方のお話が聞けたので、ヘルプマークの方を見つ けたら席を譲ったりしようと思いました。
〇 全体
・5,6 年前に母にがんが見つかり、治療、リハビリ、抗がん剤治療による機能低下や脱毛症 状などもみてきたため、お二人の話を聞き、母も同じ気持ちだったのかなと考え、もっと協
力していこうと思いました。
・経験者のお話では本やインターネットなどでは分からない気持ちや心のことを聞くことが でき、この経験を将来に生かし助け合える世の中にしていきたいと思います。
・父親に初期の腎臓がんが見つかり幸い手術で治せるのですが、不安でいっぱいでした。実際 にがんと戦っていた方、治療して生活している人がいる事を知って、気持ちが落ち着きまし た。
・ 将来看護師になった時には一人で抱え込んでいる患者さんに寄り添えるように、また自分 自身もがん対策をするためにがん検診や生活習慣にも注意していきたいです。
・ 実際にがんになった人がいて、その時何もしてあげられなかったので、もし家族や友達がが んなってしまった時、悩みや相談を聞き少しでも気持ちを前向きにしてあげようと改めて
思いました。また自分ががんになった場合、一人で抱え込むのではなく周りを頼ろうと思い ます。
・「早期発見すること」「自分で抱えきれない悩みは相談(家族、信頼する人、相談支援セン ター)」が大切なことが分かりました。自分と家族の情報交換も「がん」であろうとなかろ うと大切にしていきたいと強く感じました。
・もし身近な人や友達が、がんになってしまった時にはサポートはもちろん寄り添える人に なりたいと思いました。
・今まで、がんになった人に話しかけるのを躊躇していましたが、これからは積極的に話し掛 け、元気になる手助けをしたいと思いました。
・ もし自分ががんになってしまったら、自分を責めず、一人で悩みを抱え込まず、家族、友達、 がんの相談支援センターなどに相談しようと思いました。
・二人に 1 人はがんになると言われているので、がんについてよく調べて健康診断を定期的 に受けたり、今の自分にできる精一杯のことをやろうと思いました。
・私の母は昨年がんになり、「がん」は私にとっては身近なものです。母は私に辛い思いをさ せないようにと実体験の3割ほどしか教えてくれなかったので、他の人の体験談が聞けて
良かったなあと思いました。今回のセミナーでサポートする事の大切さがわかったので、母 の後遺症に寄り添っていきたいと思いました。
・将来作業療法士になりたいと考えていて、「チーム医療」の一員として共に協力し、一緒に がんついて向き合っていきたいし、共に支え合って生きることが当たり前の社会に貢献し
たいと思いました。
・将来歯科衛生士になることが夢で、歯科治療が普通の治療だけでなく、病気にかかった方の 治療もすることができると分かり嬉しくなりました。
・ 将来美容関係に就きたいと思っているので、困っている方にアイデアを出せるようになり たいと思いました。
・祖父ががんで入院しているらしいので、ちゃんと支えてあげたいと思いました。
・「病気になることは誰も悪くない」という言葉が印象に残りました。 誰にでもがんにかかる可能性はあるので、今日聞いた話を周りの人にも伝えていきたいで
す。病気にかかってもあきらめず前を向いて戦っていきたいです。
・祖父が肺がん治療をしているため、心情やどう接するか生きている間に何ができるかなど 考える時間になりました。
・まだ若いから大丈夫だろうと思っていたけれど、もっと自分の体を大切にしよう、一緒に暮 らしている父、母、弟、おじいちゃん、おばあちゃん、友達のことももっと大切にしようと 思いました。
・ 本当に今日は良い体験談を聞けて、世界が少し広くなった気がします。 私の知らないことをたくさん学ぶことが出来ました。今日学んだことは絶対に忘れません。
今日学んだことを忘れずに、少しでも人のためになれるように頑張りたいと思います。
〇 ねむの会
・ ねむの会にみたいな、同じ事で困っている人と共有するところがあるのはいいなと思いま した。
・ねむの会の活動もこれからも頑張って下さい。がんのことをよりたくさんの方に伝えてほ しいです。
・がんの視触診体験をして、自分の胸の形やしこりなどしっかり確認しようと思いました。 乳がんの触診はとても見つけるのが大変でした。
・「ねむの会」の方々のように人を支える活動をできたらいいなと思いました
今回のセミナーは千葉日報社のご協賛をいただきました。
第25回 ねむの会健康セミナー
(第4回 茂原北陵高等学校 がん予防講座)
2022年11月10日 3年生を対象に開催されました。
講師は咽頭がん体験者の白井久美子さん(京葉喉友会)、ソーシャルワーカーの立場から高井緑子さん(日本医科大学千葉北総病院ソーシャルワーカー) ねむの会スタッフ4名の参加にて開催いたしました。


(以下生徒さんへのアンケートから)
〇 白井さん体験談
・わずか6か月で「あ」という声が出せるようになった体験談に、“誰よりも努力し多くの経験をしたからこそ今がある”という言葉がすごく心に響きました。
・白井さんのお話を聞いて、周りの支えがあり今の自分があるんだと考え、どんな状況でも強く生きようと思いました。
・声が出せるようになるには時間がかかるけれど、ずっとトレーニングを続けている姿がすばらしいと思いました。
・がんと診断されたときの気持ち、治療の大変さや経験した人にしか分からないつらさを知ることができました。
・ 初めて下咽頭がんの人の声を聞き、あまりの驚きに頭が真っ白になってしまいました。ですが、どんなことがあってもあきらめない、そんな強い心を持ち戦っている人達を見て涙が出ていました。この講座で教わったことをこれからの自分の生活に生かしていきたいと思います。
・一生懸命がんと闘う人を見て、絶対にこういう人の力になれる看護師になると決めました。


〇 高井さんの講演
・ 身近にがんで亡くなった人もいて、家族ががんになってしまったらどうしようと思った事が何度かありますが、心配事を気軽に相談できる場所があることを知りました。
・がん相談支援センターがあって、抗がん剤や緩和治療、不安の相談などもできることなど知れて良かったです。
・ 悩みを一人で抱えないで、相談する所があることも覚えておこうと思った。
・ ドクターヘリが夜に動けないことを初めて知りました。
・二人に1人ががんなることを知ってとてもびっくりした。
・周りを頼ること、寄り添って支えること、自分には何ができるかを見つめることができた。
・がんにならないために、いっぱい笑おう(NK細胞を活性化―>がん細胞を攻撃)と思った。
・もし今日の話を聞いてなくて、がんになったとしたら絶望していたと思う。相談支援センターがあると聞きとても安心した。
・がん相談支援センターやがんについて調べたいときにがん情報サービスがある事を初めて知りました。
・街でヘルプマークを見かけることも多いので、困っていると思ったら進んで助けてあげたいと思う。
・がんになったら不安や疑問だらけだと思うので相談支援センターは良い機関だなと思いました。

〇 全体
・実際に経験しなければ分からない事もあるけれど、人の気持ちをもっと理解する心を持とうと思いました。今日学んだことを家族にも教えてあげたりして、もっと理解を広めていこうと思いました。
・ がんだけでなく体に少しでも違和感があったら病院へ行こうと思いました。
.予防や早期発見の大切さを知ることができて良かった。
・がんになってもマイナス思考にならず、周りを思い強く生きようと思いました。
・いつがんになってもおかしくないと思って、今の時間を大切に過ごしたいと思った。
・がんは身近なもので恐ろしいと思っていたが、たくさんの予防方法や支援などがあることを知りとても安心した。
.がんになってから知識を入れるのではなく、今からでも少しずつがんについて調べてみようと思った。
・きちんとがん検診を受けて、日頃から自分の体に気をつけようと思いました。
・がんは身近なものだということが分かり、毎日毎日を大切に、家族の時間を大切にしたいと思いました。自分も誰かのためになる仕事をしたいとさらに思いました。
.がんを乗り越えた人の話を聞ける機会は少ないので、聞けて良かったです。今後、自分や周りの人が困ったときに役立てようと思いました。

・初めてがんについての講座を受けて、こんなにもがんは身近で、がんに対しての相談機関がたくさんある事も知ることができて良かったです。
・以前だったら、がん=死をイメージしていましたが、がんになって得られるものもある事が分かりました。
・もしも今日の話を聞いてなくてがんになったとしたら絶望していたと思う。
・今回の講座を聞き自分がまだ知らない事にたくさん触れることが出来ました。今こうして普通に暮らしているのも、とても幸せなことだと改めて思いました。
・この講座を受けて初めて知ったことがたくさんありました。
・“早期発見、早期治療”を心掛けて、たくさんの情報を得ておくことが必要なんだと思いました。
・今を大切に、何があっても後悔のない行動を心掛けて生活を送りたいと思いました。

ねむの会の活動状況 (2000年〜2021年)
第24回 ねむの会健康セミナー
(第16回 県立松尾高等学校 健康セミナー)
2021年11月25日 3年生154名を対象に開催されました。
自分の健康を守るためにどのようなことに気を付けたらよいか、がん体験談を聞くことや乳がん視触診体験ボディを用いることで理解する。
ねむの会スタッフ6名、城西国際大学看護部の学生さん2年生と4年生6名(松尾高校の卒業生1名)の参加、講師は喉頭がん体験者の白井久美子さん(京葉喉友会)の体験談、星野聡子さん(城西国際大学看護学部助教)の千葉県のがん診療情報、金井弘子(ねむの会)の乳がん体験談を聞く。






今回のセミナーは千葉日報社のご協賛をいただきました。
第23回 ねむの会健康セミナー
(第3回 茂原北陵高等学校 がん予防講座)
2021年11月11日 3年生を対象に開催されました。
2人に一人ががんになるという時代、がんを知り、がんにかかりにくい生活習慣の知識を得る。
体験談を聞くことでがん患者の心を知り、家族ががんにかかった時どう支えればよいかなどを知る。
講師は白井久美子さん(京葉喉友会)、高井緑子さん(日本医科大学千葉北総病院ソーシャルワーカー)、永野秀和教頭先生、金井弘子(ねむの樹理事長)の体験談等の予防講座を開催しました。





第22回 ねむの会健康セミナー
(第15回 松尾高校 健康セミナー)
2020年11月26日 松尾高校3年生を対象に開催されました。
講師は、2013年より毎年参加していただいております星野聡子先生(城西国際大学看護学部助教)の医療講演、下咽頭がん患者である白井久美子さん(京葉喉友会)の体験談、松尾貴臣さん(シンガーソングライター)、ねむの会スタッフ3名の参加でのセミナー開催でした。





第21回 ねむの会健康セミナー
(第2回 茂原北陵高等学校 がん予防講座)
2020年 11月12日 北陵高校3年生150名を対象に開催されました。
今年はコロナ禍の中、ソーシャルディスタンスを守り全員マスク着用にて広い体育館にての意義ある開催となりました。講師は下咽頭がん患者である白井久美子さん(京葉喉友会)高井緑子さん(日本医科大学千葉北総病院ソーシャルワーカー)ねむの会スタッフ3名の参加でがん予防講座を開催しました。





第20回 ねむの会健康セミナー
(第14回 松尾高等学校健康セミナー)
2019年 11月28日 松尾高校3年生150人を対象に開催しました。松尾高校では2007年より毎年開催されています。
自分の健康を守るためにどのようなことに気を付けるとよいか、体験談聞くことや体験ボディを用いることで知る。ねむの会スタッフ6名、講師の方3名、城西国際大学看護学部助教の星野聡子先生と看護学部の学生さん4名の参加
講師は自身の甲状腺がん、悪性リンパ腫患者体験談を多和田奈津子さん(グーループネクサスジャパン)がんに家族がなった時に利用できる医療資源について、多和田奈津子さん、下咽頭がん患者である白井久美子さん(京葉喉友会)、星野聡子先生とねむの会の金井会長との座談会を行いました。

(以下生徒さんのアンケートから)
●今回がん予防講座を聞き様々なことを知ることができました。がんはとても身近であり、だれもがなる可能性があるのでこの講演はとても必要であると思いました。
●これから社会人になるにあたってがんになるリスクが高まるのに対してがんに関する講座などの回数が少ないのではないかと思い、今回の授業はとても貴重な時間だと思いました。
●身内にも2人がんになった人がいるので私は病気の話を聞くのは最初少し怖かったです。でもこの先、がんになった時どんなことをすればいいのか、どんな気持ちを持てばいいのか、周囲の人ががんになった時どう接すればいいのかなど必ず将来ためになると思い講座に参加させていただきました。

●がんは治ることのない、死につながる病気だと思っていました。テレビなどで放送されているもので情報を得ているのでなったことのない私はそれ以上のことはわかっていませんでした。講師の方はつらい闘病生活を思い出すだけでも大変なことなのに私たちに全部話してくださってとても感動しました。
●がんになったら先はないと今まで考えていましたが今日講師の皆さんのお話を聞いてがんは直すこともできる病気なんだと知りました。またがんの治療の拠点になる病院があるということも初めて知りました。話を聞いているうちにわたしにがんに対する知識が圧倒的に足りていないということがわかりました。
●がんになってもいろいろな国の制度があり、治療をしやすい環境ができてきているということを初めて知りました。今回の講座で自分ががんになった時のことを考えると不安もまだ残りますが安心できる点も見つけることができました。

●16歳で甲状腺のがんになった多和田さんの話を聞いて驚いたのと同時に私が16歳の時同じ甲状腺のがんになったとしたら冷静ではいられないし、つらさで何もできなくなりそうです。
●今日、多和田さんのお話を聞いて、自立とは誰の力も借りないことだと考えていましたが助けが必要な時に助けてと言えることだと知りました。
●声帯を取るような手術をした患者さんは話すことができないものだと勝手に思っていましたが食道発声というものがあると知りました。しっかり話せるまでものすごく大変でつらいと思うけれど将来医療従事者になろうと思っているのでその時はリハビリを頑張る患者さんを気持ちの面で支え、どんなに時間がかかってもあきらめないでいようと思いました。
●がんで声帯を失われた方は前向きでとても素晴らしいと思い、勇気をもらいました。と同時に今自分が悩んでいることはとても小さなことなんだと思い自分もポジティブに生きていこうと思いました。

●私は気持ちが弱いところがあるのでがんになったら暗くなると思っていました。しかし今回の講演でがんになっても今まで通りに過ごせたり、良いこともあったと聞いたので気持ちが楽になりました
●私は将来看護師になりたいと思っています。看護師になったら闘病している患者さんにどんな言葉をかけたらよいのか、事前に知れたので良かったです。
●祖母が胃がんになり何もできないまま亡くなり、とても後悔しています。今日の講座を前もって聞いていたらもっといろいろ出来たのにと思いました。
●私は治療が終わり退院できたらうれしいのかと思っていたのですが実際は再発の心配や仕事、学校などこれからどうしようという気持ちのほうが強く、退院できるうれしさよりもこれからの不安のほうが大きいと聞き驚きました。

●私はよく睡眠不足になってしまうことがあります。「がんになったのは誰のせいでもない」と聞いて睡眠に関しても自分で改善できることだと改めて感じました。
●普段からがんにかかることの怖さや不安だけにとらわれてマイナスのイメージでしたがポジティブにも考えることができるものだと今回、教えられました。人生を楽しくさせるのは自分自身の気持ちの持ちようなのだと思いました。
●将来私自身ががんになってしまったらパニックに陥り、ショックであたふたするだけで何もできないかもしれませんがその時は今回教えていただいたことを思い出して前向きになれるといいなと思いました。

●腰の炎症で膿が溜まり救急車で運ばれ手術を受けたとき、知り合いに「膿とか汚い」と心無い一言が心に刺さりました。講座でも過剰に気を使われたり、健康な人との間に溝ができたと聞き、私以外の人もそう思うんだと心が少し楽になりました。
●がん患者さんは世界中にたくさんいます。がんで苦しんでいる人が少しでも「外に出たい」「いろんな人に会いたい」と思えるような環境になればがん患者さんのメンタルケアなどもできると思った。いろんな人が周りを見て生活しやすい世界になればいいと思いました
●治療した後に抗がん剤で髪の毛がなくなったり、爪が黒くなったりして「外に出たくない」と言ったとき「楽しめばいいじゃん」と妹に言われたという。「あきらめてもあきらめても次に希望が来る」と言っていてどんな時でもポジティブになることは大切なんだと思いました。前向きになることでなんかすぐにでも元気になり、治りそうな気がしました。

今回のセミナーは ちば県民保健予防財団 千葉日報社 のご協賛をいただきました。
第19回 ねむの会健康セミナー
(第1回 茂原北陵高等学校 がん予防講座)
2019年 11月7日 北陵高校では初めての開催 3年生160人を対象に開催しました。
二人に一人ががんになると言われる時代、がんを知り、がんにかかりにくい生活習慣の知識を得る。体験談を聞くことでがん患者の心を知り、家族ががんになった時どう支えたらよいかなどを知る。
講師は自らも悪性リンパ腫と闘いながらがん患者の支援に携わっていらっしゃる天野慎介さん(グループ・ネクサスジャパン・理事長 全国がん患者団体連合会理事長) 高井緑子さん(日本医科大学千葉北総病院 ソーシャルワーカー)の講演を行いました。

(以下生徒さんのアンケートから)
●実際にがんを体験した方の話を聞くことができ、今まで誤解していた自分が恥ずかしと思った。死を告げられたのちの世界がどう映るかということも体験者にしかわからないことで、生きていくという1日1日の重さを改めてしらされました。
●私が中2の時、祖父が肺がんになり何もしてあげることができずに亡くなりました。今回のお話を聞いて少しでも何かしてあげられることはあったのではないかと後悔しました。また今日の日常が当たり前だと思わずに普通に生活できることに感謝して生活したいと思います。
●どんな言葉をかけたらよいか、あまり深く考えていなかったので、もし、身近な人ががんになったらを考える良い機会になりました。がん患者さんに寄り添い、心だけでなく目に見える部分のケアも怠らない事が必要だとわかりました。
●がんになった時、相談できる人がいるということが何よりうれしいことだし、支えてくれる、助けてくれるソーシャルワーカーという仕事があるんだということがわかりました。

●私は命のかかわる病気をしたことが無かったので「がん」についても全く考えたことがありませんでした。今日お話を聞いて病気の人の気持ちについて考えさせられました。病気の人はその人本人にしかわからない悩みや不安があり、その周囲の人も患者さんとは違った悩みや不安を抱えているものだと知りました。
●がんになっている家族がいるので考えさせられました。そして1日1日を大切に過ごしたいと思います。
●がん自体はうつる(伝染)病気ではないがウイルスや細菌からうつってがんになるとは知らなかった。自分ががんや他の病気になった時前向きになれる気がしなかったので前向きになれるのはすごいと思った。最近はがん治療の進歩だけではなくアフターケアーの質が高まっていると知って仕事も続けられるかもしれないと聞いて不安が和らいだ。
●大切なのは「今」という天野さんの言葉が心に響きました。今日のお話を忘れず、今を大切にしていきます。
●天野さんが27歳の時に悪性リンパ腫というがんになった話を聞いて実際に自分ががんになったことを想像しながら聞きました。

●がんになったことは不運ではあるが不幸ではないと言っていた言葉が心に残りました。
●自分はがんなどにはかからないと思っているし、想像もできなけど何時がんにかかるかわからないしその原因は様々でまだわからないこともあるので今の時点で心当たりのある自分の体(健康)について改善すべきところを少しずつ直していくよう意識していこうと思いました。
●ソーシャルワーカーの人たちががんになった人にとってとても大切な存在だと知りました。言葉は知っていましたが詳しい仕事の内容は知らなかったのでとても勉強になりました。
●動物とふれあうアニマルセラピーというのがあってその中にはホースセラピーというのがあって実際病院で行われているということも初めて知りました。

●僕の父親も天野さんと同じ血液にがんでした。今日のお話を通して父親がどんな病気になっていたのか改めて知ることができました。
●遺伝でがんになるということは聞いていましたが細菌、ウイルス、生活習慣でがんになるというのを初めて知りました。
●がんになる前に情報収集できるがん情報センターがあることを知って自分も調べてみようと思いました。
●将来医療職を目指しているのでとてもいい時間になりました。
●がんになったらがんに特化している病院に行くこと

●血液のがんは年齢にかかわらずなる ●日頃からがん検診を受ける
●家族は第2の患者 ●がんと診断されても仕事はやめない
以上生徒さんのアンケートから抜粋しました。茂原北陵高等学校の皆様ありがとうございました。
第18回 ねむの会健康セミナー
(第13回 松尾高校健康セミナー)
2018年11月22日 3年生を対象に開催しました。
多和田奈津子さん(グーループネクサスジャパン)、城西国際大学看護学部助教の星野聡子先生と学生さん3名、ねむの会スタッフ7名の参加にて行われました、自分の健康を守るためにどのようなことに気を付けたらよいか、乳がん視触診ボディを用いて自己検診の大切さを知る事、講演は多和田奈津子さん自身の(甲状腺がん、悪性リンパ腫)患者としての体験談、ねむの会金井会長の千葉県の医療資源と患者会の役目について、がん医療の進化、がん医療を取り巻く環境の変化など、多和田さん星野さん金井会長にて意見交換会を行いました。






松尾高校健康セミナーのボランティアに参加して
若年期にがんと診断され、それからの生活は悩みや不安も多く、私が想像する以上に辛いことがたくさんあったと思います。進学や結婚など様々なことに対してあきらめを感じたり、外に出ることに恐怖を感じる辛さなど、実体験を聞くことで、ほんの一部に過ぎないとは思いますが病気と闘う患者さんの気持ちを知ることができました。また、病気だと知ってもいつもと変わらず接してくれる友達、人生これからだと前向きな言葉をかけてくれる妹、辛く苦しい治療を一緒に頑張った友達など、身近な人の存在が心の支えとなることを改めて学びました。看護師は患者さんと接する時間が多く、医療職の中では患者さんに一番身近な存在であると思います。少しでも、苦しんでいる患者さんや悩んでいる患者さんの心の支えとなれる看護師になりたいです。そして、今はどのような情報もインターネットで手に入る時代です。正しい情報を見極め取捨選択すること、情報を適切に用いることの重要性を実感することができました。実体験に基づく情報もまた、患者さんに希望を与え、心の支えとなると思います。同時に、経験のない私たちにとってがんに対する知識を深めたり、予防に役立たせることができるのはもちろん、患者さんの気持ちを知ることができるとても貴重な時間でした。今回の学びを活かし、将来に結び付けることができるよう、これからも日々の学習に励んでいきたいと思います。本当にありがとうございましたとても貴重で有意義な経験をさせていただきました。(城西国際大学看護学部2年 S)
今回のセミナーは ちば県民保健予防財団 千葉日報社 のご協賛をいただきました。
第17回 ねむの会健康セミナー
(第12回 松尾高校健康セミナー)
2017年11月9日 3年生を対象に開催しました。
ねむの会スタッフ7名、講師の方3名、城西国際大学看護学部の学生さん6名の参加講師は自身の(甲状腺がん、悪性リンパ腫患者体験談を多和田奈津子さん(グーループネクサスジャパン)、2013年より毎年参加してくださってる城西国際大学看護学部助教の星野先生の医療講演と、山武健康福祉センターの秋山さんより保健所の立場からがん予防と検診の案内をお話してくださいました。

(以下生徒さんのアンケートから)
●がんの予防講座を聞き、「がんってこわいな」「がんって色々な人の支えがあって治ることが出来る」「がんって克服できるんだ」など色々なことを感じました。多和田さん(甲状腺がん、悪性リンパ腫体験者)は、がんの実体験で、してもらってうれしかったことや、がんへの不安、新しい仲間の出会い、自身のこれからのことを話していただきました。星野先生(城西国際大学看護学部助教)患者さんのケアやがんに罹らないようにするため食生活や運動不足などの生活習慣を正しく保つことなどが大切と改めて考えなおすことが出来ました。秋山先生(保健所)がんになったときや利用できる医療資源についてお話を聞き、物的資源、人的資源、経済的資源、情報資源、の4つの支援があることを初めて知りました。胸の模型(乳がんの視触診体験モデル)を使い、しこりを探しましたが見つけるのがむつかしく気をつけなければいけないなと思いました。

●私の祖母は今乳がんの治療中で、大変苦しんでいます。先生方の講演で私が一番悩んでいた祖母とどう接していいかということが聞けたのでとても勉強になりました。また他人だけでなく自分もがんに罹ってしまう可能性は十分あると改めて感じることが出来ました。家族でも検診などについて話し合ってみたいです。いつも健康でいられるわけでもないと思えて、健康であることのありがたさを改めて感じることが出来た講演でした。
●2人に一人がんになるといわれる今、がんについて講演を聞くことが出来たのはとてもいい経験になりました。自分ががんに罹ってしまったら、これからのことを聞く(告知)のはつらいだけなのではないかと思っていましたが(よく話を聞き)病気について理解することで治療にイメージが出来てポジティブになれることを知りました。

●話(がん患者さんの体験談)を聞く前はがんになった人は死んでしまうと思っていましたもし治ったとしても今まで(がんになる前)のように楽しく生活することはできないと思っていました。でも多和田先生は普通の人と同じように生活していて、私たちにがん体験を話してくれている、本当にすごいと思いました。自分が多和田先生の立場だったらできるだろうかと感じました。星野先生、秋山先生のお話を聞いて今までよりがんを身近に感じました。自分の家族や親戚の人にも今日話してもらったことは伝えていきたいと思います。本当に今日3人の先生からがんに関してのお話が聞けて良かったです。
●講演でがんを予防するにはどうしたらよいか、がんになってしまったらどうすべきなのかとてもよくわかりました。

●実際にがんを経験した方のリアルな話は聞いていて少しこわくも感じましたが現実は二人に一人が経験するかもしれないと聞けば決して他人事ではないんだなぁと感じました。がんにならないことが一番ではありますが、がんになったときどうすればいいかを聞いたのでいつかがんに罹ったとき、あるいは身内ががんになったときに役立てたいと思います。
●今からでも(高校生の時から)がんについて少しでも知ろうとすることやどのような制度があるかなど調べることが出来るので自分や周りの人ががんになってしまったとき、焦らず考えられるよう準備していきたいと思いました。すごくためになる講座でした。
●秋山先生、千葉での医療資源など、とてもためになるお話をしていただきありがとうございました。
●がんに罹ってしまった時、医者だけではなく相談支援をしてくれる施設、入院や退院をしなければならない時、子どもたちのサポートをしてくれる人がいると知り、とても心強いと思いました。

●私の祖母もがんで亡くなったのでこの講座をもっと早く聞いていたら何か支えられることが出来たのではないかと思いました、
●今は二人に一人がんになる時代でもしかしたら自分や家族友達ががんになるかもしれないと思ったらとても怖くなりました。でも今回の講演を聞けたことで自分や周りの人のためにも、がんや他の病気についても知りたいと思いました、
●私の周りの人ががんになったときに、私のできることは相手の病気を理解し、受け入れいつもどうりに接することが大切だと分かりました。
●星野先生は生活習慣とがんの関係について教えてくれました。自分の生活習慣はどうなのだろうと考えて、どうしていけばよいのだろうというきっかけになりました。
●乳がんになった時のセルフチェックの仕方も勉強になったので母や妹にも教えていきたいです。私も日頃の生活習慣を見直し、がんになったとしても自暴自棄にならず、自立心をもって強く生きたいと思いました。

●実際にがんになった人の話を聞いてその辛さや周りの人達がどれだけ力になるかわかりました。将来、私の周りでがんになる人がいたらその人への接し方を学ぶことが出来ました。苦しいといえないことがきっと多いと思うので何もできなくてもそばにいてあげたいと思いました。今も大切にしたいけれど、まず自分の未来を大切にできるように生活していきたいと思います。
●祖父ががんで亡くなる前に、『高校生の姿を見たかった』といわれたのを今でもよく思い出します。祖父にもっとできたことがあったんじゃないか、支えになることが出来たんじゃないかと今でもよく思う。祖父は治ることなく、亡くなってしまったけれど、自分の身近でがんになってしまった人がいたら2度とこんな後悔はしないようにその人の支えとなれるようにしたい。
●がんになったことのある人が周りにいなかったことや、将来看護師を目指している私には今回の講座はとても興味深いお話でした。がん体験談は私が想像していたことと違うことが多くて驚きました。自分が看護師になってから、何ができるかどのような支援の仕方があるかなど考えなおしたいと強く思いました。

●がんを体験した多和田奈津子さんのお話がとても印象に残りました。自分とともにがん患者だった人がとても強い人だったというエピソードを聞いて本当にそうだと思いました。私の祖父も今年の6月に胃癌が発覚して手術を受けました。胃を半分ぐらい摘出し、腸を上に引っ張り上げるというもので食べることが大好きだった祖父が少ししか食べれなかったり嘔吐してしまったりとても苦しんでいる姿に悲しくなりました。体も急にやせ細ってしまいましたが「がんを本気で受け止め、生きていられること自体、素晴らしいことだったと気づけた」と言っていたので病気と闘ってきた人、闘っている人は本当に強いと思います。自分又は家族、友人といった身近な人の役に立てればいいなと思えるようなお話をたくさんお聞きすることができて良かったと思いました。
●経験は財産と言う話に感動した。これだけの病気にかかっても今をしっかり、元気に生きることでたくさんの生きる希望を周囲に与えていると思う。 (以上生徒さんのアンケートから抜粋しました ありがとうございました)
今回のセミナーは ちば県民保健予防財団 千葉日報社 のご協賛をいただきました。
第16回 ねむの会健康セミナー
(第11回 松尾高校健康セミナー)
2016年11月24日 3年生約160名を対象に開催いたしました。
松尾高校での開催は今年で11年目になりました。
今年は珍しく千葉市では朝から雪が降り予想以上の積雪の影響で、スタッフが駆けつけることが出来なくなるなどアクシデントがありましたが、毎年お手伝いして下さってる城西国際大学看護学部の学生さんのご協力も頂き無事に開催することができました。
講師は永瀬浩喜さん(千葉県がんセンター研究所長)、自らも再発転移ありの乳がん患者で箕輪恵さん「STAND UP!!」(若年性がん患者会35歳までにがんになった患者の会)のお二人のセミナーで「自分の健康を守るためにどのようなことに気を付けたらよいか、体験談を聞くこと、視触診ボディを用いて自己検診の大切さを知る」を目的としたセミナーでした。
※今年は写真撮影できませんでしたがお二人の講師の方々のお話で、生徒さん達も心に残る素晴らしいセミナーだったと感激されていました。
今回のセミナーは ちば県民保険予防財団 千葉日報社のご協賛をいただきました。
第15回 ねむの会健康セミナー
(第10回松尾高校健康セミナー)
2015年11月26日 3年生を対象に開催しました。
講師は自らも悪性リンパ腫と闘いながらがん患者の支援に携わっていらっしゃる天野慎介さん(グループネクサスジャパン代表)と奥様の多和田奈津子さん、 松尾高校のセミナーには2回目から毎年参加して下さってる斉藤光江先生(順天堂大学付属病院乳腺センター教授)の授業でがんについての勉強をしていただきました。今年も城西国際大学の看護学部の生徒さん2名と星野先生が参加してくださり、斉藤先生、ねむの会スタッフと一緒に乳がんモデルを使って生徒さん達の、乳がん触診体験をお手伝いしていただきました。
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(以下生徒さんのアンケートから)
●10代でがんを宣告されたら私だったらどうなってしまうのかなと思いました。受け入れられなくてもどうすることもできない、向き合わなければいけないという沢山の悩みを抱えながら治療していくということはなってみなければわからないつらさで本当に大変だと思います。今日のお話を聞いてがん検診などは受けようと思いました。
●二人に一人ががんになることは知っていましたが抗がん剤の副作用で脱毛や吐き気だけでなく、下痢や爪、さらには性生活にまで影響があることに驚きました。天野さんに生存率50パーセントは楽観的か悲観的かどちらと思うか、また「がんであることを患者自身に知らせてほしいか」「自分にとって大切な人に知らせるか」など質問された時、自分が本当にがんになったような気がして怖かったし、がんを宣告された人の気持ちがほんの少しだけれどわかった気がしました。
●お話を聞いてみるとつらいこと、苦しいこととか逃げ出したくなる気持ちがあるけれど、頑張って治療して回復して元気に前向きに過ごしているのがとてもかっこよくてすごいと思いました。

●がんから復帰した方のお話を聞けて、すごく考えることがあり、心に残ることがありました。私は中学2年の9月に母をがんで亡くしました。その当時中学生だった私は姉に介護を任せ、友達と遊んでいました。もうだめかもしれないと父から言われて、手伝うようになりました。すぐに話したり食べたりできなくなって、病室で最期の時を過ごしましたがそうとうに私もつらかったです。亡くなってから、もっとしてあげられることがあった、もっと良くしてあげたら母は長生きできたかもしれないと過去の自分を悔やみます。お話を聞いて家族と共にがんと闘うことの大切さとつらさを改めて感じました。
●がんになったらとてもショックでとても立ち直れないかもしれないのに立ち直ってしかもなる前より幸せと感じることが出来るということにとてもすごいと思いました。
●模型で胸のしこりを探し当てた時は、有ったという驚きと共にもし自分のあったらどうしようという不安もこみあげてきました。

●がんはもっとずっと先のことだと思っていました。でもそんなことは無くて20代でも発症すると聞いて怖くなりました。たとえ、発症したとしても未来をあきらめずに前向きに向き合いたいと思います。もしものことがあったとしても後悔しないような毎日を送りたいと思います。
●今回の講座で私が一番印象に残ったのは天野さんの奥さん(小和田さん)がおっしゃっていた「自立することは周りに助けを求めること」という言葉でした。「病に侵されてどんなつらい状況だとしてもあきらめず、ふさぎ込まずに助けを求めるそれが自立につながる」なんて深く心に刺さる言葉なのだと思うと同時に病気以外の場でもこの言葉は大切なのではないかと思いました。
●もし自分ががんと宣告されたらどうするのかと考えさせられました。きっと何も考えられないし、生きる目的をなくしてしまうんじゃないかと思いました。だけどそれを決めるのは全部自分の気持ち次第なのだとこの講座で教わりました。ちゃんと病気に向き合い自分の気持ちを知ることが大切だと気付きました。最後まであきらめずに病気と闘っていけば希望を必ず見つけることが出来ると話されていたことが印象に残りました。私の祖父は肺がんです。この講演を聞いて何より大切なことは家族のサポートだと
気づかされました。私はおじいちゃんの支えになって一緒にがんと闘っていきたいです。

●がんから復帰した方のお話を聞けて、すごく考えることがあり、心に残ることがありました。私は中学2年の9月に母をがんで亡くしました。その当時中学生だった私は姉に介護を任せ、友達と遊んでいました。もうだめかもしれないと父から言われて、手伝うようになりました。すぐに話したり食べたりできなくなって、病室で最期の時を過ごしましたがそうとうに私もつらかったです。亡くなってから、もっとしてあげられることがあった、もっと良くしてあげたら母は長生きできたかもしれないと過去の自分を悔やみます。お話を聞いて家族と共にがんと闘うことの大切さとつらさを改めて感じました。
●現在、私のおばが子宮頸がんになり闘病中です。このような講座を開いていただき、少しだけ叔母の気持ちを知ることが出来たように思います。自分たちにすごく身近だけれど「まさか自分は」と思ってしまうがん、家族がなっても「うそでしょう」と思ってしまうがん。もっと真剣に誰でもなりうる病と考えていく必要があると思いました。

●「何度あきらめてもまた新しい希望がやってくる」という言葉に私自身も励まされました。病気以外でもあきらめなければならないことがたくさんあります。そんな時でもまた新しい希望がやってくる、新しい希望を手に入れるんだという気持ちで日々生きていこうと思います。
●私たちが健康に過ごせているのは当たり前のことではないし、いつがんになるかもわかりません。でも今日の講座を受けたか受けなかったかの差は大きいと思いました。こんな機会はめったにないし、何も知らないままがんになっていたらと思うととても怖いです。すごくためになった講座でした。

●私たちが健康に過ごせているのは当たり前のことではないし、いつがんになるかもわかりません。でも今日の講座を受けたか受けなかったかの差は大きいと思いました。こんな機会はめったにないし、何も知らないままがんになっていたらと思うととても怖いです。すごくためになった講座でした。
●知識を得ることが出来て良かったです。自身の体を気遣うことが、これからの進路に進んでいくうえで大事だということがこの講座を通してわかりました。

今回のセミナーは ちば県民保健予防財団 千葉日報社 ご協賛をいただきました
第14回 ねむの会健康セミナー
(第9回 松尾高校健康セミナー)
2014年11月27日 昨年に引き続き3年生の生徒を対象に開催いたしました。
昨年に引き続き講師は自らも悪性リンパ腫と闘いながらがん患者の支援に携わっていらっしゃる天野慎介さん(グループネクサスジャパン代表) 松尾高校のセミナーには2回目から毎年参加して下さってる斉藤光江先生(順天堂大学付属病院乳腺センター教授)お二人の授業でがんについての勉強をしていただきました。今年は城西国際大学の看護学部の生徒さん3名と星野先生が参加してくださり、斉藤先生、ねむの会スタッフ9名と一緒に乳がんモデルを使って生徒さん達の、乳がん触診体験をお手伝いしていただきました。

(セミナー後のアンケートから)
☆がんの恐ろしいところはどんなに健康的に生活していてもがんを発症してしまうところでやはり健康診断は受けるべきと強く感じました。
☆二人に一人がんになるということを聞いて、柔道場にいた生徒(200人)の半分の人ががんになる確率があると思うとぞっとしました。今回の講座で聞いた話を自分の知識にするだけでなく親や兄弟にも伝えていけたらいいなとおもいました。
☆今までがんは他人事といった印象でした。今回がんを体験した人の話やお医者さんの話、ねむの会の方のお話を聞き、2人に一人がんになり、3人に一人がんで死ぬということを知り、他人事ではないと感じ、予防に努めようと思いました。なのでお父さんに煙草をやめてもらおううと思います。
☆がんのことは知っているつもりでしたががんの患者の方やその家族の思いや、がんが治った人の気持ちなど今回のがん予防講座で知ることが出来ました。

☆ねむの会の皆様のがんに対する思いとそれをたくさんの人に知ってもらいたいという熱い思いがとてもとても伝わってきました。
☆ねむの会、お医者さん、がん体験者を集めてがん予防講座を開いてくれたのは、有難いのですが自分としては親に話してほしかった。発がんの確率が下がる食べ物を教えてくれるとうれしいです。
☆自分の家族をがんで亡くしているのでがんを克服して生活しているのを見るのが不思議な気持ちでした。でもがんになったから大切な人に出会えたり大切なことに気付くことが出来た人もいると聞いた時、がんが与える影響は悪いことだけではないんだなーと思いました。

☆乳がんの検診ボディを触ってみてがんのしこりは想像よりも硬いんだと思いました。
☆乳がんのしこりを探す(乳がん検診ボディを使い)のを体験できたことは貴重な経験になりました。
☆この講座で男性も乳がんになると聞いてびっくりしました。
☆私は女性に生まれたので、乳がんになる危険性がありますがこれからは検診に行ったり、自分の体の異変に気付けるようにしたいと思います。
☆今日のこの講座でがんに罹っても助かったという人が結構いて「がんにかかったら終わりじゃん・・・」と思っていましたが全然違うんだ!!と思いました。
☆がんを宣告された時の気持ち、抗がん剤服用の恐怖、治療中の人になんと声をかければよいかが分かりました。
☆私の祖父はがんの発見が遅れてかなりの速度で衰弱してしまってのを覚えています。がんは初めは小さくとも時が経つにつれて加速度的に体を蝕み死に至らしめる恐ろしいものだとその時思いました。今回、ある程度予防ができることを知り、安心できました。
☆私の祖父二人ががんで亡くなりました。がんを予防し、早期発見が大切と今回の講座で学びました。家族に今回の講座のことを話して予防しようと思います。
☆おじいちゃんの食道がんやおばあちゃんの悪性リンパ腫なども早く気が付けば助かったのではとないかと悔しい気持ちになりました。母の胃癌は早期発見で助かりましたがその後の生活に支障が出ることも多くて助かったとしても大変な日常は続くと感じています。もっと多くの人ががんのことを知るべきとこの講座を通して思いました。

☆「患者として自立とは周りの人に助けてと言えること」だという言葉が印象に残りました。本当につらいときには周りに頼ること、またそういう人がいたらその人の話を受け止めて少しでも気を楽にしてあげたいと思いました。がんは遠い存在ではなくだれでもなる身近なものと思い、極力早期発見できるよう気を付けていきたいと思いました。
☆祖父ががんで亡くなりました。その時どのように励ませばよいかわからずにいました。本人にあまり気を使わずに話すことがとてもむつかしいと思ってしまうこともありました。でもねむの会をはじめとするみなさんの話を聞いて他の人と変わらない態度で話せばいいのだと気が付きました。
☆深刻な病気にかかったとしても前向きに頑張っている人を見て自分が抱えている問題や悩みはまだ、ちっぽけなことだと思い前向きにがんばる大切さもしりました。

☆将来どんなに科学が進歩してもがんを完全になくすことはできないと思う。そのためにがんの知識を身に着け、自分ががんになっても今回学んだことを思い出して乗り越えたい。☆私は看護師を目指しています。そんな中このような講座をしていただきありがとうございます。すべてのがんにおいて早期発見することが大切です。このようなお話は多くの人が聞くことに意味があると思います。このような活動を長く続けてください。
今回のセミナーは下記のご協賛をいただきました。 (順不同)
ちば県民保健予防財団 千葉日報社 MSD株式会社 千葉県(ピンクリボンバッジ提供)

第13回 ねむの会健康セミナー
(第4回 土気高校健康セミナー)
2013年11月18日 昨年に引き続き3年生7クラス284名の生徒を対象に健康セミナーを開催いたしました。
講師は27歳で乳がんを発症しながらも主婦と子育てと忙しい中〜がんになっても希望をもって〜で患者支援と小学高学年対象に”いのちの授業”を行っていらっしゃる三好綾さん(がんさぽーと かごしま代表)に命の大切さのお話をしていただきました。同校教師、佐藤先生と中村先生お二人にも貴重ながん体験のお話をしていただきました。

(セミナー後のアンケートから)
☆いつかがんになるかもしれないと思い、怖いと思っていました。しかし、三好さんの話を聞いていたらもしがんになっても頑張れる気がしました。生きていることにに感謝して精一杯生きていきたいと思いました。
☆泣いてしまいました。「がんでもあきらめない」「がんも個性」「どうせやるなら楽しむ」の言葉がすごく心に響きました。ずっと忘れずにいたいです。
☆自分の体より家族のことを心配している姿が印象的でした。優しい言葉の奥に強さを感じました。
☆乳がんになっても頑張っている姿に心を奪われました。これからもこのような活動を続けてほしいです。
☆自分ががんになったときどのように行動したらいいのか少しわかりました。病気になったとき、周りのたくさんの人に支えられているということがわかりました。

☆生きたくても生きられなかったがんの患者さんのお話を聞きました。健康な体をもっていることが本当にありがたくて奇跡みたいな話なんだと気づいて涙が出ました。「死ね」「死にたい」といった言葉の重さを知りました。
☆命の尊さを感じました。自分の命、周りの人の命、大切な人の命を大切に生きていきたい。助からなかった人、命を考え前向きに一生懸命生きていこうと思いました。
☆がんはとても死亡率が高く、罹った人は大変でかわいそうだと思っていましたが今日実際にがんのけいけんのある方のお話を聞きそんな風に考えてはいけないと思いました。今日、三好さんから教えていただいた「あきらめない」「楽しむ」「がんも個性」という言葉、忘れないでいたいです。
☆今を大切にする。命を大切ににする。出来ることは精一杯する。当たり前だけれど当たり前だからこそ一番大切なことだと思う。

☆がん患者さんに対するイメージが変わりました。自分らしく生き、私たちに温かいメッセージを残してくれました。
☆自分が危険な状態(がんの告知)になっても大切な人を思う気持ちや周りに気配りができるということを見習いたいと思いました。
☆きょう、初めてがんは2人に一人がんになるということを知りました。がんについては考えたこともなかったが今日、がんにかかった3人のお話を聞いて多くのことを知り、学ぶことができました。学んだことを自分の中にとどめるのではなく、自分のまわりの大切な人に教えてあげたいと思う。
☆死にたいと思ったことはありませんがとてもつらいと思ったことはあります。でも今日のお話を聞いて自分の思っているつらいことなんて小さいことだと知りました。

☆私のお母さんも乳がんだったので大変さがわかります。再発しないでほしいと改めて思いました。
☆常に死と隣合わせという環境の中で心を折らずにがんの怖さを伝えて意志の強さと思いが伝わりました。
☆言っていることはわかるが命の価値観は人によって違うでしょうし、一概にそうとも言えないと思うのです。一生懸命生きてもそれがずーっと報われない人だっているのです。今日の話はとても為になりましたし、私は死を促進しようと思っていませんがあまり生を強調するのもどうかなと思うのです。

☆私は将来、医療にかかわる仕事に就きたいと思っています。私にとって命の問題はこれからの人生で大きな課題だと考えています。多くのことを悩んでいるだろう患者さんの心を軽くしていきたいし、技術面でもサポートしたいと考えています。
☆がんにならないために気をつけることはあるのか?がん患者さんにどのように声をかけたらいいのか?がん患者さんを支えるために何が必要か?自分らしくこれからの人生楽しく生きようと思った。健康って素晴らしい!!
☆乳がんのモデルでの触診体験から自分の乳がんを発見できたと聞いて体験しておくことはとても大切だと知りました。模型の体験で乳がんのしこりの感覚を知ることができてよかったです。
☆乳がんを特集した番組で「しこりはがんのサイン」というのを見てから、ずっとどんな感じなんだろうと思っていました。がんの早期発見に役立つことがわかったのでしっかり記憶にとどめておこうと思います。

☆冗談を交えながら、大腸がんと肝臓がんの話をしてもらいました。でもやはりがんなったことでのつらいことや症状など大切なところはしっかり教えてもらいました。初めてがんが転移した人に話をききましたが先生はつらそうにしていませんでした。すごい精神力だと思いました。
☆いつも元気な先生なのでがんにかかりその後何度も再発しているのを聞いてびっくりしました。がん患者さんでもあんなに元気に暮らせるなら、健康な自分はもっと元気に暮らせるはずなんだとあらためて自分の生活を考えなおしました。
☆先生のうち2人もなっているということを考えるとがんは身近であることや、話を聞いたことで自分もかかったときの怖さに向き合える気がしました。

☆がん患者さんがこんなに元気で生きている人もいることを知ってとてもうれしかったです。
☆がんを通して命の大切さを学ぶ授業でした。これから生きていくうえでとても為になる2時間でとても短く感じた良い授業でした。
☆自分の命、大切な人の命を守るためににも今日学んだことを心に焼き付け、がんの怖さを人に伝え、自分の体を守るためにもがんの検診は必ず受ける。
今回のセミナーは MSD株式会社 ちば県民保健予防財団 にご協力をいただきました。

第12回 ねむの会健康セミナー
(第8回 千葉県立松尾高校健康セミナー)
2013年10月24日 昨年に引き続き3年生全生徒をを対象に健康セミナーを開催いたしました、松尾高校では毎年開催され今年で8回目となります。 講師は自らも悪性リンパ腫と闘いながらがん患者の支援に携わっていらっしゃる天野慎介さん(グループネクサスジャパン代表) 松尾高校のセミナーには2回目から毎年参加して下さってる斉藤光江先生(順天堂大学付属病院乳腺センター教授)お二人の授業でがんについての勉強をしていただきました。今年は城西国際大学の看護学部の生徒さん5名と星野先生が参加してくださり、斉藤先生、ねむの会スタッフ8人と一緒に乳がんモデルを使って生徒さん達の、乳がん触診体験をお手伝いしていただきました。

(セミナー後のアンケートから)
●今までがんに対する知識があまりありませんでした。健康セミナーを受けて知識が高まり、出来ることは進んでやりたいと思います。がんになった人の話を聞き、気持ちの物差しが変わったお話に衝撃を受けました。「空が青い」「誰かにみかんを剥いてもらっている」といったごく日常の当たり前のことに幸せを感じることが出来るようになったこと。今生きていることが奇跡と思えるようになるにはあたしにはまだむつかしいかもしれないけれどいろんな価値観があるのだと知りとてもいい経験でした。自分の世界が広がりました。

●二人に一人がんになると聞いて驚きました。セミナーを受ける前はがんは治りにくく、それだけなる人も少ないと思っていましたがあまりにも身近にいることに怖くなりました。それと同時に医療の進歩に心強いものを感じました。すれ違うたくさんの人と私、誰ががんになっても不思議ではない世の中で、改めて今の私を幸せだと思いました。

●今回の講座はとても役に立ちました。実際にがんに罹った人のお話を聞き、想像していたことと違う点もありました。特に乳がんは10代でもなりうる病気と知り、いつ誰におこるかわからないので若いうちから知っておく必要があるのだと思いました。最後のお話で「がんに罹って今健康でいられることや普通の生活が出来ることに感謝するようになった」と聞き私自身健康でいられることに感謝しなければと思いました。今回のこのような講演はこれからもずっと続けてほしいと思いました。
●今まで自分はがんにならないだろうと思っていたけれど今回の講演を聞いて自分もがんになる可能性がたくさんあることを知りました。なので自分でできる予防法をしていきたいと思います。体に異常が見えることがあったときはすぐに病院に行き、早期発見が出来ればいいなと思いました。

●がんについての講演を聞いて、改めてがんの怖さがわかりました。天野さんは過去にリンパ腫という重い病気を抱え、治療をし大変な経験をしたことを聞き、どれだけつらい苦しい病気なのかわかりました。ですが今は病気が治り、元気に仕事をしている姿を見てとても素晴らしいと思いました。
●じぶんががんに罹ってしまって死んでしまうかもしれないと思いとても怖くなり検査もなかなかする勇気が出ないかもしれません。天野さんのお話を聞いて患者さんに対する気持ちが変わりました。
●天野さんの話を聞いてとても感動しました。本当に今、大きい病気もなく生きていることが幸せなんだなと感じました。
●わかりやすく教えてもらったのでとてもためになりました。

●私はこのセミナーでがんのことに少し詳しくなりました。抗がん剤の副作用で吐くというのはいまはいまは当たり前でなくなったこと、男性でも乳がんになることをセミナーで知り、びっくりしました。検診のボディで実体験をして感覚をつかめた気がします。これからがんへの意識を高めたいと思います。

●乳がんになったときの胸のしこりを実際に体験できて(検診ボディにより)良い経験になりました。がんにならないための第一次予防として生活習慣に気を付けたいと思います。

●今回のセミナーで初めてがんになったことがある人から直接お話を聞くことが出来、がんは怖いものだと改めて思いました。乳がんのことなどはまだ早いと思い、話を聞いたり調べたりすることはなかったのでとても勉強になりました。がんは早期発見なら高い確率で治るので検診などをして予防をしていこうと思います。
●私は中学生で子宮頸がんの予防接種を受けました。その時はまだいまいち、やる意味が分からなかった。この講演を聞いてやはり予防することが大切とわかりました。
●子宮頸がんの予防接種を受けました。受けたからそれでいいというのではなく検診も行ってみようと思いました。

●がんの体験談や病院側から感じたことなどいろいろなことを聞くことが出来がんに対する知識を得ることが出来ました。自分はまだ若いのでずっと先のことだと思っていましたが10代でも乳がんにかかる人がいることを知り驚きました。これからは自分の体と向き合い、予防や検診などでできることはしていきたい。がんになってもくじけないようにしていきたいです。
●がん体験者にお話を聞くことが出来て良かったなと思いました。自分がなった時にとても心強くなれる講演だと思いました。

●今まで知らなかったがんについてたくさん知ることが出来てとてもいい機会になりました。これからは今まで以上に健康に気をつけて生きていこうと思います。
今回のセミナーは MSD株式会社 ちば県民保健予防財団にご協力をいただきました。

第11回 ねむの会 健康セミナー
(第3回 千葉県立土気高校健康セミナー)
2012年11月19日、昨年に引き続き土気高校にて健康セミナーを開催いたしました。




今回のセミナーは下記の企業にご協力いただきました
中外製薬株式会社 MSD株式会社 イーライリリー株式会社
ファイザー株式会社 ちば県民保健予防財団 (順不同)

第10回 ねむの会健康セミナー
(第7回千葉県立松尾高校 健康セミナー)
2012年11月8日、昨年に引き続き松尾高校にて3年生男女201名を対象にがん啓発運動健康セミナーを開催いたしました。松尾高校では毎年開催され今年で7回目の開催となります。講師は順天堂大学付属病院乳腺センター教授の斉藤光江先生と、自らも乳がん患者である桜井なおみさん(キャンサーソリューションズ株式会社代表)にがんに対する予防や知識等を教えていただきました。生徒代表6名と斉藤先生、櫻井なおみさんとの対談は今回初の試みでしたが、普段聞くことのできない生の声でお互いに意見交換でき有意義な時間になりました。斉藤先生とねむの会スタッフ8名を交えての乳がんモデルを使っての触診体験も生徒全員に実習してもらいました。








今回のセミナーは下記の企業にご協力いただきました
中外製薬株式会社 MSD株式会社 イーライリリー株式会社
ファイザー株式会社 ちば県民保健予防財団 (順不同)

第9回 ねむの会健康セミナー
(第2回 千葉県立土気高校 健康セミナー)
2011年10月20日昨年に引き続き土気高校にてがん啓発運動を開催いたしました。男子126名女子183名の3年生全生徒309名を対象にしたセミナーで今回は自らも精巣がんと戦っていらっしゃるTBS報道局解説委員の小嶋修一さんをお招きしての講演会と、同校教師でがん体験者の中村先生と佐藤先生お二人の女性教師の体験談と、乳がんモデルを使っての生徒全員の乳がんの体験を行いました。

小嶋さんのお話について
●お父さんがたくさんタバコを吸うので「親父ィ〜まだタバコ吸ってるのかよ。時代遅れだぜッ☆」っていいます。
●いろいろオープンで分かりやすかった。 ●がん患者さんは健康な人より強いと凄く感じました。
●生徒にいろいろ質問しながらの講演はすごく楽しかった。知識が深まりまし 。 ●ユーモアのある方でした。
●自分では言いづらいことなのに詳しく話していただいて短い時間の中でたくさん知ることができました。
●小嶋先生ががん体験を話してくださり、すごくがんについて関心がたかまったし自分がもしなった時の対応など学べて良かったです。若い年で知ることができて良かったです。 ●人間性に満ち溢れている素晴らしい講演でした。

●自分が小嶋さんの立場だったらそんな前向きな考えはできないので凄いと思いました。
●体験者のはなしだからこそ真剣に考えさせられた。 ●話が聞き易くてやっぱりプロだと思った。
●質問してくださったり告白してくださったりしてとても楽しく講演んを聞くことができました。
●とても重いお話を明るくわかりやすく話して下さいました。 ●今ある健康を大切にしなくてはと思いました。
●いろんな話をしてくれて初めて知ったことが多かった。がんや障害を持っていても明るく暮らしている人はたくさんいるんだと思いました。 ●がんはまわりの支えがあって初めて治せる病気

●がんに罹ると身体的な辛さの他に精神的な辛さがあると思うと本当につらいと思いました。
●あまり知られていないがんについて今知ったことは良かったと思う。知れば伝えることができる。
●カップルでがんの早期発見をめざしている話を聞いて驚いた。●モンブランに登ることががん患者でもできることを知った。
●自分の過去の体験を私たちのために話して下さってとてもためになりました。
●がんはだれにでもかかる危険性があるんだなあ。周りは不安をあおってはいけないんだと感じました。

乳がんの話について
●自分で見つけられるがんだから乳がんに関心を持つことは大切と思いました。
●乳がんモデルの体験や体験談を聞いてとても良かったです。 ●しこりが思ったより小さくて驚きました。
●乳がんのしこりを触ってみるという体験は、今日の講演会がなければできないことでした。知識はあるにこしたことは無いので、しっかり記憶していようと思います。 ●ならないと油断しない方が良いなと思いました。

●乳がんはしこりだけではなくいろいろな症状があることを初めて知った。乳がんモデルを体験してとてもためになりました。
●思っていたよりもしこりは奥にあるように感じた。 ●若い人にも増えているって聞いて怖いと思いました。
●男でもなると聞いてびっくりしました。 ●しこり以外の乳がんの症状も教えてもらって良かった。
●自分で見つけられることを知ったので自己検診をしようと思います。

授業全体の感想
●実体験もできてとても印象に残る講座となりました。 ●命の大切さを改めて実感しました。
●若くから病気を持っていたのに元気に仕事している小嶋さんが凄いと思いました。一つの病気からいろいろな不安要素が増えていくので、メンタル面でも周りの人が支えていかないとなあと思いました。
●がんと闘うには気力も必要、(がん患者を)周りが支えていかなきゃいけないと思いました。
●タバコを吸わなくてもがんになるけれど吸わない方がなりにくいから家族に言おうと思いました。
●たくさんの知識を得ることができました。この授業はこれからも続けるべき。

●まわりに結構がん患者の人がいるのでやっぱり他人ごとでは無いことなんだと改めて思いました。
●がんは自分はならないものと考えていたので全然怖くなかったけれどたくさんの人ががんで死亡していることを知りこわくなりました。
●がんに限らずいろんな病気に対してもっと関心を持った方がいいのかなと思った。
●いろいろなことが聞くことができて勉強になりました。自分のからだを気にかけて、早期発見できるよう心がけたいと思っています。その前に健康でいることが大切。
●自分がなった時だけでなく自分の周りのだれかがなった時も」進んで支えていこうと思いました。

●がんに種類があり、発見の方法や進行速度の違いなど知らないことばかりでした。不安になった気もしますがいざという時のためのつきよく理解できました。
●僕はきっとがんになると思うから検診を受けたい。
●体の異変に早く気づくことが大切と思った。夢を持つ、好奇心を持つ、自分だけのネットワークを持つ、背伸びをするなどいろいろなことを学べた。●がんについてもっと知りたくなりました。
●貴重な体験をありがとう!

とても活気のある講演会になりました。小嶋先生、中村先生、佐藤先生、貴重なお話ありがとうございました。
私たち来年も元気でまたおじゃまできるよう願っております。土気高校のみなさまありがとうございました (スタッフ一同)
今回のセミナーは 中外製薬株式会社 ちば県民保健予防財団にご協力いただきました。

第8回 ねむの会健康セミナー
(第6回 千葉県立松尾高校 健康セミナー)
2011年10月13日、昨年に引き続き健康セミナーを開催いたしました。松尾高校では毎年開催され今年で6回目のセミナーとなりました。順天堂大学付属病院准教授の斉藤光江先生に乳がん検診の大切さを講義していただきました。今年は自ら精巣がんを体験されているTBS報道局解説委員の小嶋修一さんをお招きしいろいろな体験談をお話ししていただきました。

小嶋さんのお話について
●突然、病気になってしまうなんて本当につらいと思う。しかし若くしてなったので、もし私だったらあんなに明るく生きていけないと思った。こういう病気に罹ったら他人に相談するのも恥ずかしいだろうし病院へ行くのも勇気がいるだろうと思いました、でも周りの人に支えてもらった方が前向きな治療ができると思います。
●希少ながんであることを初めて知りました、精巣がんは結婚や仕事の人生において大切な場面でも支障が出てしまうので辛いと思いました。
●男性しかならないものだけれど、女性もこの病気の知識を持っていることが大切と思った。
●精巣がんは治ったあとも、罹った人を苦しめるものだと知りました。
●そんながんがあると知らなかった。パートナーの為に知ることができて良かった。

●不全になった体験を語られる姿は前向きに物事に立ち向かう姿勢の大切さを知りました。
●晩期障害もとても辛いんだとわかった。 ●男って大変だなって思った。頑張れ!
●パートナーの協力がとても大切だということが分かりました。私は女性だから精巣がんの辛さはわからないけれどももし将来結婚して精巣がんに罹ったらこの講演で学んだことを生かして支えてあげたいと思いました。
●がんの話はとても怖かったが不安になったけれど話を聞けて良かったです。
●精巣がんが一晩でソフトボールくらいになると聞いて、そんな状態でも治ると分かって凄いと思った。
●精巣がんのお話はとても怖かったです。 ●体験者の話を聞けたので、分かりやすかったです。

全体の感想
●お二人の話が面白くてとてもよく頭に入りました。とても有意義な時間になりました。
●タバコや生活習慣が将来の病気へ影響して行くことがよくわかった。
●世の中には様々な病気があって、その中でも乳がんのことについてはそれなりに知識を蓄えていると思っていたけれど、意外と知らないことがたくさんあって今回のこの講演でいろいろ学べて本当によかったなあって思った。こういった病気に罹らないように健康管理をしっかりしようと思う。
●自分の為になる良いお話が聞けて良かったです。自分だけでなく家族や友人がなっても支えることができる人になりたいと思いました。簡単な乳がんのしこり体験もでき、すごくためになりました。

●精巣がんや子宮頸がんの名前だけは知っていたがその怖さとメカニズムを知ることが出来た。自分も乳がんについてもっと知っておくべきだと思った。●定期検診など受けたりして友達や家族ともに気を付けて行こうと思った。
●がんについては患者の気持ち、精神的なものなど知ることができました。がんの治療方法がもっとたくさん発見され今よりたくさんの人が自分の命をあきらめなくて良いような世の中になると良いなと思いました。
●知ってるようで知らないことの方が多かった。早めに見つけることが大事だと思った。

●私は主に子宮頸がんについて前から知りたいと思っていたのでパンフレットからどういう病気なのか、なぜなるのかを知れて良かったです。乳がんもどういう状態でそう判断できるのか知ることができて良かったです
●医師やサバイバーだけでなく私たち自身ががん患者や病気について考えていかなければならない。このような会があるのはとても良いことだと思う。お互い支えあって一人でも元気になれると良い。先ずは私自身が健康に気を配って生活して行きたい。

●今日聞いたお話をお母さんなどにも教えてあげて家族みんなで気をつけていきたいです。
●がんと言うのは皆で考えないといけないものだと知りました。話を聞く前はどうしようもなくかかるものだと思っていましたが普段の生活習慣から関係すると知って気を付けなければと思いました。今日の話をしっかり学んで周囲に気を配れるようになりたいと思いました。
●もし乳がんになったらきっと立ち直れなくなると思います。でも早く発見できれば治らないことは無いんだと聞いて安心しました。

●実際に模型を触ってどんな感じか知れたことがすごく良かったと思います。
●乳がんは年を取ったらなるのだと思った。若いからって油断品使用にしたいと思った。
●乳がんは若い人もいるんだと知った。しこりの見つけ方?教えてもらったし、検診がある場合は参加して行き、乳がんにならないように体調の管理をしていきたい。
●他人事では済まないので、セルフチェックの方法などを勉強できてよかった。
今年で松尾高校への出前セミナーも連続6回目です、我々ねむの会スタッフも今年はどんな子たちに会えるかな〜と毎年楽しみです♪最後の車への重い機材の積み込みを、小嶋先生と一緒にお手伝いして下さった可愛い女生徒のみなさまありがとうがざいました!とっても助かりました。

私たち来年も元気でこの活動続けていけるよう願っております。松尾高校の皆さま、毎年参加して下さってる斉藤光江先生、初参加の小嶋修一先生、そしてご協力して下さった企業のみなさま今年もありがとうございました。 (スタッフ一同)
今回のセミナーは 中外製薬株式会社 ちば県民保健予防財団にご協力いただきました。

第7回 ねむの会健康セミナー
(第5回 千葉県立松尾高校 健康セミナー)
2010年11月18日松尾高校にて健康セミナー出前授業を開催いたしました。全生徒199人で昨年より男女比率が変化して男子の存在感が大きくなってきたような気がしました。授業は男女ともに子宮頸がんの基礎知識、タバコの他のがんへの影響やタバコで引き起こされる様々な疾病、吸わない人に害を与える受動喫煙について学び、順天堂大学付属病院の斉藤光江先生に乳がん検診の大切さを講義していただきました。
アンケートから
●タバコを父が吸っているので話を聞いてとても不安になりました。どんな病気でもまずは知っておかなくてはと感じました(女子)
●知らないことばっかりだったのでとてもためになりました(女子)
●父が禁煙すると言っていますが中々辞めてくれません。今日講演を聞いて早く父にたばこをやめてほしいと強く思いました(女子)
●タバコを吸うとやめたくてもやめられないと言うことを改めて考える良い機会になりました。乳がんについても知らなかったことを知ることができ良かったです。模型を使っての体験もよい体験ができたなと思いました(女子)
●映像を使っての説明がとてもわかりやすかった(女子)

●がんと言う言葉を聞くと必ず「死」という言葉が浮かびます。がんになるとほとんど助からない病気と思っていましたが今日セミナーを聞いて定期的な検診や自分で触診することで早期発見につながり、治すこともできる病気だと知りました。実際に現在乳がんと闘っている人の笑顔を見て早期発見すればそんなに怖いものではないのだと知りました(女子)●乳がんの検診の模型に触って小さいしこりがあり、もし自分にこんなのがあったら怖いな〜と思いました(女子)
●20歳になったらキチンと検診して常に「なるかもしれない」と言う意識を忘れずに過ごして行こうと思う(女子)
●タバコは吸う人が肺がんになるとずーっと思っていたが他のがんにも影響すると知ってびっくりした。両親がタバコを吸っているので今日のことを話して辞めさせたいと思った。子宮のがんには2種類あることを今日初めて知った。また子宮頸がんがワクチンで予防できることを聞いてびっくりした(女子)
●今日セミナーを受けて、知らなかったことをたくさん知ることができました。これからの私たち、特に女性は知っておかなければ危険なことを知ったのでとてもよかったです。検査も定期的に受け自分でできることもできる限りやっていきたいと思いました(女子)
●大人より子供の方が中毒になりやすいと聞いてびっくりした。誰がなってもおかしくないと思うので定期的に検査をしっかりして行きたいと思いました(女子)
●私は以前から今日お話していただいた「タバコ」「子宮頸がん」「乳がん」の話題にとても興味あり、楽しみにしていました。タバコは嫌いでこれからも吸わないように決めています。子宮頸がんは母がかかったことがあったので詳しく知っていました。私も是非ワクチンを打ちたいと思います。このワクチンを小学校の卒業記念に受ければ安心だなと思いました。今回は女性も男性にとってもとても大切なことだと思いました。ねむの会の皆さんありがとうございました(女子)
●目から鱗のセミナーだった。このような講演を開いてくれた「ねむの会」と松尾高校に感謝したい。喫煙によるがんや生活習慣病を予防するために日本の社会は禁煙化対策を進めているがそれに対して弊害はあるのか(禁煙化対策への障害となるものはあるか) (男子)

●今日の講演ではとてもためになることを聞けて、きっと将来の役に立ちます。今後もこのような活動を続けていってほしいです(男子)
●男子にも子宮頸がんのウイルスにかかることを知って驚いた(男子)
●男性も乳がんになるとは知らなかった。(男子)
●お金を払って不健康になろうとする人がこれから減少してほしいです(男子)
●こらからの人生を生きて行く上で重要な話を聞きました。ありがとうございました(男子)
●私は特にタバコが引き起こすがんについての危険性を良く理解できた。タバコを吸うと味覚の低下も引き起こすことを初めて知って驚きました。私自信将来調理栄養の方面に進みたいと考えているので今回の講演を聞いて改めてタバコを吸ってはいけないと思いました。今回この時期にこのセミナーを聞けて将来必要な知識や気をつけなければならないことを理解できてよかったです。ありがとうございました(男子)

今年は男子生徒も増えてて今までとはちょっと違った雰囲気でのセミナーで、この運動の趣旨が伝わったかな?と心配してましたがアンケートを見せていただきましたら大勢の方々に健康についての知識として理解してもらえててとても安心しました。来年は私達もいろいろ勉強し、またみなさまにお伝えしたいと思います。
松尾高校のみなさま、斉藤光江先生、ご協力して下さった企業のみなさま、ありがとうございました。(スタッフ一同)
☆今回下記の企業にご協力いただきました。
MSD株式会社(社名変更 万有製薬) 中外製薬株式会社 ファイザー株式会社
グラクソスミスクライン株式会社 日本対がん協会 (順不同)
第6回 ねむの会健康セミナー
(千葉市立 大木戸小学校 健康セミナー)
ねむの会のがん患者体験者が2月24日千葉市立大木戸小学校で卒業を目前にした6年生を対象に「命の授業」をしました。会が活動の一つの柱としている高校生を対象とした「健康セミナー出前講演」の輪がつながって今回の小学6年生を対象にした「命の授業」に発展して行きました。小学生にどの程度がんの話が理解してもらえるか、がん体験者の話をどこまで話すか、など手探り状態で話し合いを何度か持ち当日を迎えました。小学校健康教育資料で「がんのことをもっと知ろう」と言う格好の資料があったのでそれをもとに「皆でがんを知る」「がんにならないための生活習慣」「タバコの害」などを話しました。その後、乳がん治療中の安藤さんが「命の大切さ」「身近な人ががんになったとき自分はどんなことができるか、また患者さんはどんなことをしてもと思いました。

スタッフの感想
どう感じてくれるだろうか、どう伝わるだろうか・・・娘のクラスで自分の病気のことを話すことになり、緊張よりも照れくさい感じでしたが、みんなが真剣に聞いてくれて、いつの間にか緊張や照れはどこかにいってしまいました。病気の事、命の事、自分の体の事など普段考えたことのない事を家族や友達と話をする機会が増えていることと思います。(安藤)
 
小学生にがんの啓発を含めて、”命の授業”をすると聞いたときは少々の戸惑いもありましたが、蓋をあけてみると、皆とても真剣に話を聞いてくれて手ごたえを感じました。これだけ日本人のがん患者が増えている中で、小学生のうちから「自分の身体は自分で守る」という意識を持ってもらえたら、非常に喜ばしいことだと思います。(天方)

当日参加の父兄の方から「これから一番複雑な変化を遂げるこの時期に、『命』を考えたり生活習慣の基本を身につけるきっかけになる時間を与えて下さりありがとうございます」と感謝のメールが入りました。
生徒のアンケートから
●がんは自分の生活のせいで発症するんだと学んだ●命の授業を受けてがんのことがよくわかった。生活習慣とかに気をつけてならないようにがんばる●がんはこわかったけれど授業を聞いているとそんなに怖くなくなりましたがんになっても1日1日を大切に過ごすことが大事ということもわかりました●タバコは誘われても絶対断る●(タバコを)すうと良いことが無いことが分かった●がんはこわくてたいへんなものだし、身近にそういう人がいたら助け合って、自分も助けてもらえるようにしたいです。

第5回 ねむの会健康セミナー
(第1回 千葉県立土気高校 健康セミナー)
2009年11月30日、土気高校では初めてのに健康セミナーで、3年生全生徒308人を対象に開催しました。新型インフルエンザのため3年生全体の集会が制限されたことで急遽各教室での授業形式の健康セミナーになりました。それも直前に近い変更でしたので1時間の授業がはたしてできるだろうかと思いがけない事態にスタッフの中でも動揺がありました、へっぴり腰ながら何とかやりとげましたが生徒の方も洗練さてない授業に戸惑いもあったかと思います。土気高校にもがん体験の教師が3人おられ、今回初めて生徒にカミングアウトされた方もいて生徒にはより身近にがんを感じたようです。当日生徒から得たアンケートには私達が訴えたい早期発見や早期治療の大切さを受け止めてくれた声がたくさんありました。

以下アンケートから
●18歳でがんにかかり亡くなったという話を聞いてがんは若い人にはならないと思っていたのでびっくりした。●高校生のうちにこういう話を話を聞けてよかった。●まさか自分はっていうのが一番危ない。●怖がらずに病院へ行く勇気がでました。●いつだれがなってもおかしくない病気と知りました。●食生活や生活習慣もがんに関係あるらしいので気をつけようとおもった。

●(乳がん触診体験)こういう機会はあまりないのですごくいい体験になりました。●触診体験をしたがしこりが小さいのでびっくりした。●がんにかかったらほとんど元気になることは無理と思っていたけれど早期発見早期治療で完治することも可能と分かったので自分で触れてみたりしてよく心にとめておこうと思いました。

●もし親がなってしまったらどう声をかけるかということを聞かれて、私はただ泣いてしまうと思ったけれど普通に接したり一緒に頑張ろうと言うのがいいのだとわかった。言葉は大切と思った。
●家族ががんになった時どんな声をかけたり、どんなふうに気を使えばいいか考えさせられるいい機会でした。●自分にはあまり関係は無いと思っていたが将来のことを考えたときがんに対する正しい知識を身につけておくべきだと思いました。

●がんはすごくマイナスイメージだったけれど、先生や体験談を話してくれた女性も生き生きしているように見えました。●体験者のがんを乗り越える強さはすごいと思った。●将来もしくは近い未来にがんになってしまっても何年たとうが頑張りたいです。でもがんにならないのが一番うれしいです。
●自分の体は自分で守らなければならないと思いました。

●子宮頸がんが予防できるがんと知ってとても驚いた。●子宮頸がんの感染経路(ウイルスで発症する)を知って驚いた。●子宮頸がんが20歳代から可能性があると聞いて不安になりました。でも早期発見で治ると聞いて検診って大切なんだなーと思いました。
●タバコはすってるいる人以外に、周りの人にも影響が出ることを知った。●お父さんがタバコを吸っていて、何年か前から『やめて!』って言っているのにやめてくれないからどうしようとって感じた。●たばこは絶対吸わないし吸いたくない。 ●よりいっそうタバコを吸う気が失せました。

●看護婦になりたいと思っている。『相談できる人がいないと苦しい』と言われたので私が『できる人』になりたい。『頑張れ!』ではなく『頑張ろう』と言える人になりたいです。●学校でこういった機会を作っていただけてすごく勉強になりました。先生になってくださったお二人のこういった取り組みは、本当に人のためになると思います。●いままで自分ががんになるなんて考えていなかったのでねむの会の方が話してくださった話が心に響きました。●体験談を聞いて解決策などいろいろ役に立つ話しを聞けてよかった。
みなさんピンクリボンを付けてくれて、いっそう健康意識が高まったのではと思っています。
まだまだいっぱいのアンケートがあります!!

第4回 ねむの会 健康セミナー
(第4回 千葉県立松尾高校 健康セミナー)
2009年11月12日に出前講演を開催しました。今年はこのセミナーにNHKの取材も入り12月2日「こんにちはいっと6けん」で放映されました。


1時間目は患者会会員の乳がん体験談、がんの早期治療早期発見の大切さ、生活習慣の見直しや喫煙など自分だけではなく他のがんへの影響などについて医師や会員たちが話をしました。
 
 
この開催のきっかけともなった乳がんの啓発の時間では例年、検診のボディー20体を(財)千葉県民保健予防財団よりお借りして触診の体験をしてもらいます。2008年度までは女子のみの触診体験でしたが今年は男子にも必要なことと認識していただくことができ男女ともに触診体験することができました。
  
 
昨年までは無理と思えた事も、少しずつ双方が理解しあい信頼を深めていけば越えられないと思う壁も乗り越えることができると実感し、とてもうれしく感じました。
  
  
☆今回のセミナーは下記の企業にご協力頂きました。
万有製薬株式会社 中外製薬株式会社 ファイザー株式会社 日本対がん協会

第1回2007年1月18日開催 第2回2007年11月22日開催
第3回2008年10月16日開催
松尾高校健康セミナーの様子はこちらからご覧下さい 
千葉大学 西千葉キャンパス
2007年 千葉大祭にて啓発活動
「ねむの会」では大勢のボランティアの方々のご協力 を頂き、 11月1日〜4日に行われました”千葉大祭”部屋企画にて, 乳がん他女性特有のがんに関しての啓発運動を
行いました。

お子様連れのお母さまも多数、モデルを使って体験されました。学園祭ならでは、若い男性の方々も多数体験に訪れました。女性はもちろん男性の方にも是非、知識として知ってもらいたいと思います。
 
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「ねむの会」日本初のアメリカガン協会大学(ACSU)に参加”
ACSUはがん患者向けのリーダーシップ、トレーニングで、患者団体活動と患者サービス、がんの予防と早期発見、患者団体の相互協力、メディア対応、患者ニーズの評価、基金募集、組織管理およびボランティアの人材確保などに関するケーススタディーを共有することに焦点を当てています。このプログラムはアメリカガン協会(ACS)の主導によるもので、開催と同時に「がん患者のための日本のイニシアチブ(JIP)」が正式に発足しましたJIPはアメリカガン協会、日本対がん協会、国立がんセンター、東京大学の代表者によって構成されるパートナーシップです。ねむの会は乳がん患者同士の交流と支えあい、治療法の情報収集と発信、早期発見と早期治療への啓蒙運動、医療制度の充実への働きかけなどの活動を行っています。ACSUでのトレーニングを生かし、地域に根ざしたがん征圧活動を通じて、がん患者やその家族、関係者に対してより良い支援活動を提供できるよう今後も努力して行きます。また、JIPの活動を支援し、将来同様のプログラムに参加することを望んでいます。
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